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なぜ今さらG PRO X SUPERLIGHTなのか

ゲーミングマウス界隈には、数年に一度歴史を変えるデバイスが登場します。LogicoolのG PRO X SUPERLIGHT(以下G PRO X SL)は、間違いなくその一つでしょう。発売からある程度の期間が経ち、後継機や他メーカーの軽量マウスが次々とリリースされている今でも、プロシーンでの使用率は依然としてトップクラスを維持しています。

なぜ、新しいマウスが出ても結局これに戻ってきてしまうのでしょうか。今回は、様々なデバイスを渡り歩いてきた一人のFPSプレイヤーとしての視点で、スペック表からは見えてこないG PRO X SUPERLIGHTが選ばれ続ける理由を、深掘りしていきます。

まずは気になるお値段ですが、公式サイトや主要なECサイトでは、時期にもよりますが14,000円から17,000円前後で推移しています。マウスに2万円と聞くと、エントリー層の方は少し引いてしまうかもしれません。しかし、これは単なる消耗品ではなく、PC環境の基準(スタンダード)を買う投資です。値崩れしにくいのも人気の証拠ですが、セールのタイミングなら少しお得に手に入ることもありますので、まずは現在の価格をチェックしてみてください。

目次

軽さというよりも体の一部になる感覚

https://gaming.logicool.co.jp/

エイムのブレが消える?

初めてこのマウスでFPS(VALORANTやApex Legends)をプレイした時の感覚は、今でも鮮明に覚えています。軽いという言葉だけでは不十分で、まるでマウスの中身が空っぽであるかのような、あるいは自分の手と画面が直結したような感覚でした。

以前使っていた90g台のマウスでは、急な振り向きや微細なリコイルコントロールの際、どうしてもマウスという物体を動かしているという慣性が働いていました。しかし、63g未満という軽さはその慣性を極限まで消してくれます。止めたいところでピタリと止まる。

動かしたい瞬間にスッと動く。特に腕を大きく振るプレイスタイルの私にとって、この恩恵は絶大でした。長時間のランクマッチでも手首や腕への疲労蓄積が段違いに少なく、プレイ後半でもパフォーマンスが落ちません。フィジカルの強さに関係なく、誰でも100%の操作ができるという意味で、この軽さは最強の武器になります。

計算された万能な形状

海外製のゲーミングマウスは、手が大きい人向けに作られていることが多く、平均的な日本人の手のサイズ(私の手は手首から中指まで約16cmほど)だと持て余してしまうことがあります。小型マウスすぎると、安定感に欠けることもあります。

しかし、G PRO X SUPERLIGHTが覇権を握った最大の理由は、この形状にあると私は確信しています。大きすぎず、小さすぎず、背の高さも絶妙です。私は普段つかみ持ち寄りの持ち方をしていますが、かぶせ持ちでもつまみ持ちでも、どんな持ち方にも80点以上のフィット感を返してくれる懐の深さがあります。

人を選ばないというのは、面白みがないように聞こえるかもしれません。しかし、コンマ1秒を争うゲームの世界において、クセのない形状が生む安心感は何物にも代えがたいものです。

デスク環境をノイズレスに

ゲーミング感を消した真っ白な板のような佇まい

個人的に高く評価しているのが、そのビジュアルです。ゲーミングデバイスと言えば、黒くてゴツゴツしていて、LEDが七色に光るというイメージがいまだに強いですが、このマウスは極めてミニマルです。Gのロゴが一つあるだけで、無駄なラインや装飾は一切ありません。

私はホワイトモデルを使用していますが、マットな質感の白は、木目のデスクやモノトーンのセットアップにも違和感なく溶け込みます。光らない(LED非搭載)ことに対して賛否はあるかもしれませんが、プレイ中に手元を見ることはありません。何よりバッテリー持ちを優先した(最大70時間)という合理的判断は、シリアスなゲーマーとして歓迎すべき点です。

充電ケーブルもストレスフリーで、バッテリー持ちが良いので頻繁に充電する必要はありませんが、いざとなれば付属のケーブルで有線マウスのように使いながら充電できます。このケーブルもしなやかで、操作の邪魔になりません。

Razer ViperやG703hと比較して見えた結論

購入を迷う際、必ず比較対象に挙がるマウスとの違いについても触れておきましょう。まずはRazer Viper UltimateやV2 Proとの比較です。Viperシリーズも素晴らしいマウスで、特にあの平べったい形状はつまみ持ちには最高でしょう。

ただ、私のように手のひらにある程度の接地感・安心感が欲しいタイプには、Viperの背の低さは少し心もとなく感じ、長時間のプレイでは手のひらに疲労を感じることがありました。G PRO X SUPERLIGHTのふっくらとした背中のラインは、万人受けする安定感があります。

次に、同じLogicoolのG703hとの比較です。エルゴノミクス(左右非対称)の傑作であるG703hの吸い付くようなフィット感は唯一無二ですが、やはり95gという重さが大きなネックとなります。

G PRO X SUPERLIGHTに慣れてからG703hを持つと、まるで鉛が入っているかのように感じてしまいます。一度63gの世界を知ると、重いマウスに戻ることは極めて困難です。この戻れなくなる感覚こそが、本製品の凄さを物語っています。

まとめ

正直なところ、決して安い買い物ではありません。しかし、Logicool G PRO X SUPERLIGHTは、買って後悔する確率が極めて低いマウスです。クセのない万能な形状、長時間プレイでも疲れない圧倒的な軽さ、デスクのノイズにならないミニマルなデザイン、そしてプロシーンで証明されたセンサー精度と通信安定性。

これらがすべて高水準でまとまっています。自分の手に合うマウスがわからない、安物買いの銭失いはしたくないという方こそ、最初にこの王道を手に取るべきです。

もし今、あなたがマウス選びの沼にハマりかけているなら、このマウスがその沼から抜け出す出口になるはずです。

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