MENU
このサイトについて

ここには、自己紹介やサイトの紹介、あるいはクレジットの類を書くと良いでしょう。

【レビュー】Logicool G PRO X 2 SUPERSTRIKE

Logicool G PRO X 2 SUPERSTRIKE

2026年、ゲーミングマウス市場に新たな衝撃が走りました。長年にわたりワイヤレスマウスの頂点に君臨してきたLogicool Gが、従来のSUPERLIGHTシリーズとは異なる新たなフラッグシップライン、PRO X 2 SUPERSTRIKE(以下SUPERSTRIKE)を投入したからです。

前作までのモデルが軽量化とセンサー性能の向上という正統進化を辿ってきたのに対し、本作はクリック入力の仕組みそのものを根底から覆す野心的な製品となっています。物理的なスイッチ機構を廃止し、磁気と振動を用いた非接触入力システムを採用したこのマウスは、eスポーツにおける操作の定義を書き換えようとしています。

【ゲーミングマウスとは?】

目次

スペック表

項目仕様
製品名Logicool G PRO X 2 SUPERSTRIKE
発売日2026年 発売
参考価格26,800円(税込)前後
本体サイズ長さ 125.0 mm × 幅 63.5 mm × 高さ 40.0 mm
重量約 65 g
センサーHERO 2 センサー
解像度 (DPI)100 – 44,000 DPI
最大加速度> 80 G
最大速度 (IPS)> 600 IPS
ポーリングレート最大 8,000 Hz (LIGHTSPEED ワイヤレス時)
スイッチハプティック誘導トリガー (磁気・振動式)
特殊機能ラピッドトリガー機能搭載、クリック感調整機能
ボタン数5個 (プログラム可能)
接続方式LIGHTSPEED ワイヤレス / USB Type-C 有線
バッテリー駆動時間最大 90時間 (1,000Hz動作時)
充電方式USB Type-C 急速充電 / POWERPLAY ワイヤレス充電対応
オンボードメモリあり (最大5プロファイル保存可能)
マウスソールゼロアディティブ PTFE フィート
カラーバリエーションブラック / ホワイト / マゼンタ
保証期間2年間無償保証

クリック概念の刷新とハプティック技術

Logicool G PRO X 2 SUPERSTRIKE
引用:https://www.reddit.com/

物理スイッチの廃止が生むメリット

SUPERSTRIKEの最大の特徴は、従来の機械式スイッチや光学式スイッチを完全に排除し、新開発のハプティック誘導トリガーを採用した点です。通常のマウスはボタンを押し込むことで内部の部品が接触し、その通電によって入力を検知しますが、本機は内部に物理的な接点を持ちません。指の圧力をセンサーが感知して入力を判定し、同時に内蔵された振動モーターが擬似的なクリック感を指先に返します。

この構造がもたらす最大の利点は、物理的な摩耗が存在しないことによる圧倒的な耐久性です。長期間の使用で発生するチャタリング(二重入力)やスイッチの陥没といったハードウェアトラブルが、理論上発生し得ません。また、接点の酸化や劣化による反応速度の低下もないため、購入時のパフォーマンスが半永久的に維持されます。

調整可能なクリックフィードバック

物理的な構造に依存しないため、クリック感そのものをソフトウェアで自由に変更できる点も革新的です。専用ソフトウェアG HUBを使用することで、振動の強さやタイミングを調整し、カチッという鋭い感触から、静音性の高いソフトな感触まで、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズ可能です。初期設定では従来のメカニカルスイッチに近い感触が再現されており、振動によるフィードバックとは気づかないほど精巧な仕上がりとなっています。

マウスに搭載されたラピッドトリガー

Logicool G PRO X 2 SUPERSTRIKE
引用:https://game.watch.impress.co.jp/

キーボード技術の応用と優位性

近年、ゲーミングキーボードで必須機能となりつつあるラピッドトリガーが、ついにマウスのメインボタンに実装されました。これは、ボタンをどこまで押し込めばオンになり、どこまで戻せばオフになるかという判定ポイント(アクチュエーションポイント)を、可変式にする技術です。

従来のスイッチでは、一度クリックしたボタンがリセットポイントまで物理的に戻るのを待つ必要がありましたが、SUPERSTRIKEは指をわずかに戻した瞬間にオフ判定が行われます。

【ゲーミングキーボードとは?】

FPSにおける実戦的なアドバンテージ

valorant
引用:https://playvalorant.com/

この機能は、CS2やVALORANTといったFPSタイトルにおいて計り知れない恩恵をもたらします。例えば、ハンドガンを高速で連射する際や、フルオート射撃の反動制御(リコイルコントロール)を行いながらタップ撃ちをする場面において、指のわずかな上下運動だけで高速な連続入力が可能になります。物理的な移動距離の制約から解放されたことで、理論上の連射速度は人間の限界を超え、プレイヤーの反射神経を遅延なくゲーム内に反映させることができます。

【CS2ってなに?】

絶妙な重量設定とビルドクオリティ

Logicool G PRO X 2 SUPERSTRIKE
引用:https://www.reddit.com/

あえて選ばれた65gという重量

本体重量は約65gに設定されています。市場には40g台の超軽量マウスも存在しますが、SUPERSTRIKEは過度な軽量化競争からは一線を画しています。内部に振動モーターや高精度センサーを搭載していることも理由の一つですが、競技シーンにおいては軽すぎることが操作の不安定さを招く要因にもなり得ます。

65gという重量は、ローセンシプレイヤーが激しくマウスを振った際にも制御しやすく、かつ精密なマイクロフリックを行う際にも負担にならない、操作性と安定性のバランスが取れた数値です。

継承された王道の形状

形状に関しては、Logicool Gが長年培ってきたPRO Wirelessから続く、左右対称の卵型デザインを踏襲しています。奇をてらわないオーソドックスな形状は、かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちといったあらゆるグリップスタイルに違和感なくフィットします。既存のLogicoolユーザーであれば、握った瞬間に手に馴染む感覚を覚えるでしょう。表面コーティングはさらに改良され、手汗をかいた状態でも高いグリップ力を維持するマットな質感が採用されています。

【なぜ今さらG PRO X SUPERLIGHTなのか】

HERO 2センサーと8,000Hzポーリングレート

Logicool G PRO X 2 SUPERSTRIKE
引用:https://watchmono.com/

極限まで高められた追従性

トラッキング性能を司る心臓部には、最新世代のHERO 2センサーが搭載されています。最大44,000DPIという数値は実用範囲を超えていますが、重要なのはその解像度がもたらす追従性の高さです。マウスパッドの織り目をミクロン単位で読み取り、急激な視点移動やわずかなドット単位の修正操作においても、センサー飛びや読み取りミスは皆無です。

無線通信の進化

無線通信技術LIGHTSPEEDも強化され、ポーリングレートは最大8,000Hzに対応しました。これはPCとの通信を1秒間に8,000回行うことを意味し、一般的な1,000Hzのマウスと比較して8倍の情報量を伝送します。

高リフレッシュレートモニター(360Hzや540Hz)を使用している環境では、この高ポーリングレートが映像の滑らかさと操作の直結感に大きく貢献します。無線でありながら有線をも凌駕する低遅延環境は、一瞬の判断が勝敗を分けるプロシーンにおいて必須のスペックとなりつつあります。

ソフトウェアとバッテリー管理

g hub
引用:https://gaming.logicool.co.jp/

G HUBによる詳細設定

SUPERSTRIKEの真価を引き出すには、専用ソフトウェアG HUBの活用が不可欠です。ここではDPIやボタン配置の変更に加え、前述したラピッドトリガーの感度(0.1mm単位での調整)や、クリック時の振動パターンの作成が行えます。ゲームタイトルごとにプロファイルを自動で切り替える機能も搭載されており、タイトルAでは連射重視の浅い設定、タイトルBでは誤爆防止の深い設定といった使い分けがシームレスに行われます。

充電の利便性と持続時間

高機能化に伴い消費電力は増加傾向にありますが、効率的な電力管理システムにより、1,000Hz動作時で最大90時間の連続使用を実現しています。8,000Hz動作時はバッテリー消費が早まりますが、USB Type-Cによる急速充電に対応しており、わずか5分の充電で数時間のプレイが可能です。また、別売りのPOWERPLAYワイヤレス充電システムにも完全対応しており、対応マウスパッドを使用すれば充電の手間から完全に解放されます。

まとめ

Logicool G PRO X 2 SUPERSTRIKEは、単なるスペックアップモデルではなく、ゲーミングマウスの構造そのものを次世代へと進める革命的な製品です。ハプティック技術とラピッドトリガーの融合は、物理的な制約を取り払い、プレイヤーのポテンシャルを最大限に引き出します。価格はハイエンド帯となりますが、その耐久性と機能性がもたらす長期的なメリットを考慮すれば、FPSゲーマーにとってこれ以上の投資対象はないと言えるでしょう。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次